ヒアリ(特定外来生物)関連情報

(令和4年10月11日現在)


これまでの経緯と清水港での対応

  平成29年(2017年)6月、神戸港で荷揚げされたコンテナから特定外来生物「ヒアリ」の存在が国内で初めて確認されて以来、全国の港でヒアリ対策が行われています。清水港でも毎年、専門家による研修会及びコンテナヤード内のモニタリング及びパトロールを行っています。

 具体的には、ヒアリの活動期である春から秋にかけて、コンテナヤードに粘着トラップを設置し、モニタリングを行っています。粘着トラップは数日に一回ほどのペースで回収し、捕獲されたアリの中にヒアリ等の特定外来生物がいないかを確認しています。

強い毒性を持つヒアリ
強い毒性を持つヒアリ


対応状況(随時更新)

 今年度は現在まで、当局実施の調査及び環境省実施の調査が計3回実施されました。結果、ヒアリ類の確認はありませんでした。


●令和4年度(2022年度)

 

日時 概要

5月19日(木)

ヒアリ等特定外来生物対応庁内連絡会に出席(自然保護課主催)。 

6月22日(水)

6月23日(木)

【清水港管理局 第1回定期調査】

新興津埠頭コンテナヤードにトラップ63個、袖師第一埠頭コンテナヤードにトラップ25個を設置、翌日回収。

 →結果、ヒアリ類の確認なし。

7月22日(金)

港湾関係事業者を対象とした「ヒアリ研修会」を開催(参加者約30名)。
7月25日(月)

【環境省 春季調査】

環境省が委託した専門業者(一般財団法人総合環境計画)が新興津埠頭及び袖師第一埠頭内にベイト剤を設置。10分後にアリ類の有無を確認。

 →結果、ヒアリ類の確認なし。

9月27日(火)

9月28日(水)

【清水港管理局 第2回定期調査】

新興津埠頭コンテナヤードにトラップ63個、袖師第一埠頭コンテナヤードにトラップ25個を設置、翌日回収。

 →結果、ヒアリ類の確認なし


●調査の様子

設置したトラップ
設置したトラップ
ヒアリ調査の様子
ヒアリ調査の様子

●研修会の様子

研修会の様子
研修会の様子
屋外での実地研修の様子
屋外での実地研修の様子


疑わしいアリを見つけたら、駆除してただちに連絡!

 もし、清水港内でヒアリ、アカカミアリと疑われるアリを発見したら、殺虫剤等で駆除し、ただちに清水港管理局管理課(054-353-2202)に連絡してください。

 


ヒアリについてもっと詳しく知りたい方へ

〇環境省ホームページ

〇静岡県ホームページ


県内参考情報

ヒアリ対処法など学ぶ 御前崎港湾関係者ら…令和3年6月19日(静岡新聞ホームページ)

アカカミアリ 清水港に30匹…令和3年7月27日(静岡新聞ホームページ)


この記事の問い合わせ先

○記事及びパトロールについて

静岡県清水港管理局管理課(054-353-2202)

静岡県清水港管理局企画整備課(054-353-2203)

静岡県港湾企画課(054-221-3489)

○ヒアリ等外来種について