自然状況


1 地理上の位置

2 地勢

3 風及び波浪

4 潮流

5 港域


1 地理上の位置

 清水港は北緯35°00’31”、東経138°29’47”(清水港管理局の位置)、本州のほぼ中央、駿河湾の西岸に位置し、西方浜松市へ90㎞、東方沼津市へ42㎞、名古屋、東京両港の中間にあります。

2 地勢

 清水地区付近は、赤石山脈の南部にあたる竜爪山を中心とする山地からの流出土砂が堆積してできた堆積層からなっており、清水港を大きく被覆しています。

 三保半島は、安倍川からの流出土砂や有度山々塊からの浸食により生じた土砂が、波や潮流によって運ばれ東方にできた砂嘴(さし)です。

3 風及び波浪

 清水港における強風の最多風向は、S~WSW方向及びNE~ENE方向で、港内の静穏度はNE~E方向の風の影響が大きく、これによっておこる波は、波高3m周期6sec程度で、それ程大きくありません。

 また、発達した台風時の波高は、沖波SSE10.2m周期18sec程度に及びますが、外港防波堤及び三保防波堤の築造により港内はすべて1.2m以下の波高におさえられています。

4 潮流

 清水港内の潮流は、概ね港口において、上げ潮流は南西方向、下げ潮流は北東方向に流れ、最大流速は大潮時、上げ秒速0.16m、下げ秒速0.14m前後です。

5 港域

関係法令   水陸別  区域 面積(ha)
 港湾法   水域 清水灯台(N35°00’38”、 E138°31’50”)から八木間村(-)三等三角点(244.37メートル)の方向に600.00メートルの点まで引いた線、同点から2°59’07”に引いた線及び陸岸に囲まれた海面並びに巴川千歳橋下流の河川水面 1,246
陸域 臨港地区 509
港則法   清水灯台(N35°00’38”、 E138°31’50”)から6°600メートルの地点から3°引いた線及び陸岸により囲まれた海面並びに千歳橋下流の巴川水面

詳細は、パンフレット「清水港要覧」からもご覧いただけます。