静岡県と静岡市は、JR清水駅周辺から清水港江尻地区と日の出地区及び両地区を結ぶ一帯を「清水都心ウォーターフロント地区」と位置付け、地区の目指す姿を開発基本方針としてとりまとめ、地域ぐるみで“みなとまちづくり”を推進していこうとしています。また周辺地域においても、市による「清水港海洋文化拠点施設基本構想」や民間団体が中心となり「折戸湾再開発プラン」を策定するなど、官民双方において、新たな開発構想が示されてきています。こうした中、地区の将来ビジョンを共有し、開発やまちづくりを具体化していくための「公」「民」連携組織を設立する機運が、清水港に関わる官民関係者の間で高まり、新たな組織体制づくりを検討していました。この度、県、市、清水港振興株式会社、清水埠頭株式会社の4者の間で調整が調ったため、「清水みなとまちづくり公民連携協議会」を設立することとなりました。